木曜日, 2月 07, 2013

原発を問う民衆法廷第7回 四日市法廷

原発を問う民衆法廷第7回 四日市法廷 * とき:2月11日(月)    11時~17時    開場:10時30分 *     ところ:じばさん三重 視聴覚室       近鉄四日市駅から徒歩5分 参加傍聴券:1,000円     学生・無職の方など500円 * 申立人及び証言者 ●手塚 征男さん(南伊勢町(旧南島町)町会議員) ●小倉 紀子さん(南伊勢町(古和浦)住民) ●伴 英幸さん(原子力情報資料室共同代表) ●竹峰 誠一郎さん(三重大学地域戦略センター研究員) * *  自民党・安倍政権は「原発を責任をもって再稼働させる」(安倍)として、原発再稼働への動きを強めているうえ、新設もありうることまでも言及しました。 そこで、第7回目を迎える四日市法廷では、原発の再稼働・新設は許されるべきではないこと、特に原発新設を計画することだけでも、いかに住民を分断させ、住民自治を破壊するものかを明らかにします。 1963年、三重県南伊勢町(旧南島町)と大紀町(旧紀勢町)にまたがる芦浜地区に原発建設計画が持ち上がって以降、建設により金銭補償を受けることになる漁民の間で特に深刻な対立が生まれ、夜中になり続ける無言電話や頼んでいない大量の届物、冠婚葬祭も別に行う、道で転んだ子を起こすにも反対派の子か推進派の子かを思わず確認してしまうほどに至ったのです。 しかし、住民らの37年間の闘いは、2000年、三重県知事に計画白紙撤回表明をさせ、中部電力を計画断念に追い込みました。それでも中部電力は芦浜の土地を手放しておらず、大震災前には建設計画が再燃しはじめたこともあり、予断は許しません。そこで、法廷では、原発を推進する中部電力、政府の罪の重さと、計画を中止させ、生きる権利を守り抜いた住民の力を明らかにし、原発の再稼働・新設は断じて許されるべきではないことを再確認します。 原発を問う民衆法廷は、第7回目となり、原発の廃炉が必要な理論と確信を生み出す法廷としてますます意義を増しています。民衆法廷を成功させ、再稼働を許さず全原発廃炉・新設阻止への大きな世論と運動を作り出しましょう。ぜひ、ご参加ください。 * * ● 法廷の構成● 民衆法廷判事   鵜飼哲(一橋大学教授)   岡野八代(同志社大学教授)   田中利幸(広島市立大学広島平和研究所教授)   前田朗(東京造形大学教授) 民衆法廷顧問   河合弘之 (弁護士、脱原発弁護団全国連絡会議代表)   伊藤成彦(中央大学名誉教授) ほか 原発を問う民衆法廷実行委員会・四日市事務局 〔連絡先〕 小貫:059-351-8001    矢野:090-2466-5184